こんにちは。ユウです。
先日、ふと、細かいことが気になってしまいました。
数字の「7」、「七」を「しち」と読む人と「ひち」と読む人がいます。
私は「しち」と読みますが、この違いは何なのだろう?
さらに「なな」という読み方もありますね。
漢和辞典では
漢字辞典オンラインによると、訓読みが「なな」で音読みが「しち」となっています。(他にも読み方あり)
確かに京都の七条は、京阪電車の駅の看板に「しちじょう」と書いてありました。
では、「ひち」というのは何なのでしょう?
Wikipediaによると
こんなときに頼りになるのがWikipedia。
なんでも書いてありますね。
七(しち)を「ひち」と発音する方言もある。例えば岐阜県の「七宗町」の読みは「ひちそうちょう」と公式に定められている。
なんと「ひち」というのは方言なんだそうです。
「し」を「ひ」と発音するんですね。
そう言えば、大阪にいた頃、質屋(しちや)の看板に「ひち」と書いてあるのを見たことがあります。
これも同じ種類の方言なんでしょうね。
他にも発音に関する方言がある
逆に「ひ」を「し」と発音する方言もあるようです。
江戸っ子は「コーヒー」を「コーシー」と言うと聞いたことがあります。
昔、テレビ番組(たしか「ザ・チャンス」という番組だったと思います。おそらく30年以上前(^^;))の中で、司会をしていた伊東四朗さんが「100円」を「しゃくえん」と言っていたのを覚えています。
(2021年4月20日追記)
ネットサーフィン中にこんな記事を見つけました。
科学の力はすごいですね!
「江戸っ子が「ヒ」と「シ」の発音を区別できない原因が判明…舌の位置と左右方向の形状が重要だった」

あと、大阪南部や和歌山の人は、ザ行の発音がダ行になることも思い出しました。
「全部(ぜんぶ)」が「でんぶ」になったり。
安倍晋三首相が「云々(うんぬん)」を「でんでん」と読み間違えたとき、自民党幹事長で和歌山県出身の二階さんが「でんでん(全然)問題ない」と言ったとか。
言葉の使い方だけでなく、発音も地域によって異なるんですね。
狭い日本でさえこの違いですから、国が違えば言葉が大きく異なるのは仕方ないことなのでしょう。

コメント
しち は 音読みの正しい読み方、つまり中国語の発音を日本語にそのまま移した音。ひち は 「し」の音が「ち」の音の直前にあると発音がしにくい、からよく似た「ひ」に置き換わった、ということだろう。舌の位置が近いから発音しにくいからだ。どちらにしろ、もともとの大和言葉ではなく外来の言葉。「シミレーション」を「シュミレーション」といい間違えるのと、よく似ている。
なるほど。
貴重なコメントをありがとうございます。
ちょうどこんな記事を読んだところです。
https://www.fnn.jp/articles/-/170094