私は運転免許を初めとして結構たくさんの資格を取ってきました。
数え上げると10は超えるでしょうか。
しかし、その中で役に立ってるものはほとんどありません。
就職や転職に役立つ?
就職や転職のためには資格が役立つということは昔から言われ続けています。
確かに、ないよりはあった方が有利かもしれません。
とは言え、たくさん取れば良いというものでもありません。
本当に必要なものだけを取れば良いでしょう。
○○検定2級をたくさん持っているよりも、○○検定1級を一つだけ持っている方が良いと思います。
起業して稼げる?
また、資格で起業しようというような場合は、例えば税理士のように資格がなければ開業することができない場合は、取らざるを得ません。
とは言え、その資格を取ったからと言って、その後の収入が保証されるわけではないので注意が必要です。
税理士資格を取得することは、税理士業界で勝負をするためのスタートラインに立ったというだけで、本当のそこから始まるのだから。
昔はいわゆる士業の資格を取れば将来安泰というような時代もあったといわれています。
しかし、今は最難関資格と言われる司法試験に合格して弁護士になったとしても食いっぱぐれると言われています。
資格商法に注意
また、資格商法と呼ばれるビジネスもありますので、注意が必要です。
資格商法(しかくしょうほう)とは、「就職に有利」、「資格を必要とする仕事を提供する」などといい、資格取得のための通信教育費用や授業料を支払わせる商法のことをいう。
wikipediaより引用:資格商法
資格とはそもそもそれを主宰する団体の集金システムであるところは否めません。
そのため、取得や維持にお金がかかるものです。
そんなものをたくさん取ろうとしていたら、お金がいくらあっても足りなくなります。
そして、お金だけでなく、それを取得するための勉強に費やす労力も大変なものです。
したがって、必要なものだけを取って、それを最大限に活用するというのが賢い資格の取り方、使い方と言えるでしょう。