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失って初めて大切なことがわかった…

mark_brokenheart

本当は重要なのだけど、普段は当たり前のように存在するので、その大切さに気づかない、あるいは存在にすら気づかない、失って初めて大切なことがわかるそんなものって少なくないと思います。

先日、そのような場面に遭遇しました。


残念ながら、期待されているような色恋沙汰の話ではありませんが(^^;)


知り合いの若者が携帯電話をなくして電話ができないというので、財布の中に長年保管されていたテレホンカードをあげました。

携帯電話を持つようになって公衆電話を利用することなどなかったので、おそらく15年以上は財布の中に眠っていたのではないかと思います。

さすがにもう使うこともないだろうと思い、「再び日の目を見るときが来てよかったね」と別れを告げました。


その翌日、車で送ってもらって降りた後、携帯電話をみようとポケットを探ってみると、どこにも入っていない(@_@)

どうやら、座っている間にポケットから滑り出てしまったようです。

車のシートは柔らかいのでおともなく滑り出ていたのでしょう、まったく気づくことなく車から降りてしまいました。

運転手に連絡を取ろうにも、肝心の携帯電話がない。

知人の連絡先等はすべて携帯電話の電話帳に入っているので、電話番号も調べることができない…


なんとか思考を巡らせて、機種変更する前の携帯電話が残っていることに気づきました。

なんとか電源も入ったので、電話帳から番号を調べて近くの公衆電話から電話することにしました。

しかし、財布の中には小銭がない。

仕方なくコンビニで買い物をして小銭を作りました。

前日に手放したばかりのテレホンカードがあれば、問題なく電話をかけることができたのに!


15年以上も眠っていたテレホンカードを手放した翌日に、それが必要となる場面に遭遇するとはなんという偶然でしょうか。

「事実は小説よりも奇なり」ですね。

それほどのことでもないか…