こんにちは。ユウです。
以前から気になっていた言葉があります。
それはセレブ(セレブリティ:celebrity)です。
マスメディアでセレブという言葉が使われるとき、それは「金持ち」とか「上流階級」というような意味で使われています。
派手に着飾ったアメリカの人気俳優や叶姉妹なんかを紹介するときに「セレブ」という言葉が使われますね。
派手なドレスや宝石などを指して「セレブファッション」というような言葉も使われているので、「金持ち」とか「上流階級」という意味で使われているのは間違いないでしょう。
セレブの本来の意味
しかし、セレブ(=英語のcelebrity)の本来の意味は「有名人」とか「有名であること」でしかありません。
このようなマスメディアの、英単語の意味を視聴者に誤解させるような使い方には我慢なりません。
英語学習や英語によるコミュニケーションの妨げにしかならないからです。
言葉を商売にする企業の姿勢として言葉を正しく使おうとしないというのはいかがなものでしょうか。
変な言葉を広めないで欲しいですね。
ありえない意味になる「カタカナ英語」の罠 遺体収納袋に魔法のテープ!? | 実践!伝わる英語トレーニング – 東洋経済オンライン https://t.co/JoHShm4Ywr @Toyokeizaiさんから
— ユウ@山口県にUターンしたよ (@u_yamaguchi1) 2016年11月22日
貧乏なセレブリティ
セレブという言葉の意味を正しく理解していれば貧乏なセレブリティがいても全くおかしくありません。
ちょっと前にリオデジャネイロ五輪のマラソン競技にカンボジア代表として出場したクニアキ・タキザキ氏(タレントの猫ひろしさん)が五輪後、日本のラジオに出演した際、次のような発言をしていました。
「海外の新聞で日本のcelebrityと紹介されていたんですよ。セレブなんてものではないのに。」
タキザキ氏もセレブという言葉を「上流階級」というように誤解していたようです。
そのときはラジオのパーソナリティーが「英語のcelebrityというのは有名人とか著名人という意味なんですよ。」とフォローしていました。
このような和製英語、カタカナ英語の氾濫はどうにかならないものですかね…