こんにちは。ユウです。
リオデジャネイロ五輪の男子柔道で出場した日本人選手全員がメダルを獲得したということで、監督の井上康生氏の手腕が高く評価されています。
「まず、根性論を捨てる」日本柔道復活を成し遂げた、井上康生流「大改革」そのすべて(現代ビジネス) https://t.co/Qegh9OYVyy
— ユウ@山口県にUターンしたよ (@u_yamaguchi1) 2016年8月28日
根性論ってしんどいよね
根性という言葉は、辛く、しんどいというイメージがつきまといます。
苦しさ、厳しさに耐えてひたすらトレーニングといったイメージでしょうか。
できればそんな大変な思いはせずに、簡単に成功したいものです。
前監督の篠原信一氏(現在はタレントとして活躍中)の時代は根性論一辺倒だったようです。
彼は突出した力の持ち主だったので、頑張れば自分と同じように強くなれると思っていたところがあったようです。
根性なくして成功なし
しかし、何らかの分野で成功した人は皆、人並み外れた根性の持ち主です。
寝食を忘れ、その分野に没頭して取り組むことで初めてトップに立つことができる。
やっている本人にとっては、凡人が思う努力や根性といった言葉のイメージとは異なる場合も少なくないようですが。
継続は力なりという言葉のように、長い時間をかけて一つのことに取り組まなければならないということに疑いの余地はありません。
根性はあることが前提
冒頭の記事の柔道日本代表の見出しを見ると、「根性論を捨てる」と書かれています。
このような見出しは一般の人、特に現代人にとっては非常にウケが良いです。
いかにもラクして簡単に成功できそうに思えますからね。
しかし、言うまでもなくラクして簡単に成功などできるはずがありません。
「根性論を捨てる」とは、「根性を捨てる」のではなく「根性”論”を捨てる」ということです。
根性なんてあって当然で、そんなものを論じるのをやめようということですね。
プラスアルファでパワーアップ
当然のことを言われると「そんなこと分かってるよ」「ウザいなあ」などと反発を招きがちです。
そこで、そんなことは言うまでもないので、論実必要もなく、根性があるという前提のもとで、さらなるパワーアップを目指す必要があります。
それが科学的な手法であったり、コミュニケーションを交えた信頼関係の構築だったりします。
単に「頑張れ!」と言うだけでなく、頑張るための具体的な手法を伝授し、お互いの気持ちを理解することで信頼し合って向上することができるということです。
決してラクして成功できる方法なんてないということは理解しておく必要があります。