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最強の「老後資産作りの方法」確定拠出年金とは

 

こんにちは。ユウです。

少子高齢化の影響で公的年金が破綻するかもしれないという不安をよく聞きます。

破綻するかどうかは別として、今のお年寄りに比べて若者世代が年金を受給するようになる頃には受け取れる額が少なくなるというのはほぼ間違いないでしょう。

そんな状況の中でゆとりある老後の生活を送るためには、自分でどうにかするしかありません。

 

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確定拠出年金とは

自分で貯金をしておけばなんとかなるかもしれませんが、貯金をするよりもお得な方法として確定拠出年金があります。

確定拠出年金とは、毎月一定額を積み立てて運用し、老後の資金として受け取るというものです。

確定拠出年金法によって優遇措置が定められていますので、普通に貯金したり投資したりするよりもおトクです。

 

所得控除で税金が安くなります

確定拠出年金の積立額は全額が所得控除の対象となりますので、納める税金が安くなります。

個人事業主の場合、最大で月額68,000円を積み立てることができます。

年額816,000円を積み立てて税率が所得税20%、住民税10%だとすると244,000円も税金が安くなることになります。

毎年のことですので、それが30年続くとすると合計で7,344,000円もの差が出ます。

 

手数料が安く、運用益は非課税

確定拠出年金に積み立てたお金は金融商品に投資して運用することになります。

運用の際に必要となるのが手数料ですが、確定拠出年金向けの金融商品は通常の金融商品よりも手数料が安く設定されています。

また、運用によって得られた利益は非課税です。

普通に運用するよりもかなりおトクだということになります。

 

2017年1月からは、ほぼ誰でも加入できる

確定拠出年金という制度にはあまりなじみがないという人も少なくないと思います。

それは、確定拠出年金に加入できる人は個人事業主と一部のサラリーマンに限定されているからです。

しかし、先の国会で法律が改正されて、2017年1月からは公務員や専業主婦なども含めてほぼ誰でも加入できるようになります。

 

投資だけでなく預金での運用も可能

上で「積み立てたお金を運用する」と書きました。

「運用するなんて難しくて無理」という人も多いことでしょう。

安心してください。

運用すると言っても、必ず投資信託のようなリスク資産で運用しなければならないわけではありません。

定期預金のような無リスク資産での運用も可能です。

 

加入できる人はしないと損

確定拠出年金は税制面での優遇など、かなりのメリットがあるので、加入できる人はしないと損です。

ただし、今の生活が苦しいのに無理して加入する必要はありません。

まずはしっかりとした収入を確保し、余裕ができてから加入するようにしましょう。

すでに余裕があってお金を遊ばせているという人は、すぐにでも加入した方が良いでしょう。

 

確定拠出年金について詳しく知りたいという人にはこちらの本が参考になります。