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大腸内視鏡検査を受けました

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こんにちは。ユウです。

歳とともに身体は傷んでいくようで、先日受けた健康診断の便潜血の検査で陽性となり、精密検査を受けなければならないことになりました。

簡単に言えば、「便に血が混じっていた」ということですね。

調べてみるとお尻の穴からカメラを突っ込む大腸内視鏡検査を受けなければならないようです。

さあ大変です。

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とりあえず病院に電話

大腸内視鏡検査と言われても、どうすればいいのかわからないのでとりあえず受けられそうな近所の病院をネットで探して、電話をしてみました。

いきなり検査はできないので、とりあえず来院して診察を受けてくださいとのこと。

診察を受け、検査日の予約と説明

健康診断の結果を持って病院へ行くと、簡単な診察を受け、検査日の予約と検査に関する説明を受けました。

大腸内視鏡検査を受けるためには、腸の中を空っぽにしなければならないようです。

余計なものが残っていると、きちんと見ることができないので当然ですね。

そのため検査の1週間前から食事制限をして、当日は大量の下剤を飲む必要があるとのこと。

なかなか大変です。

検査日の1週間前から食事制限

検査日の1週間前からは腸の中に残りやすい(引っかかりやすい?)ものを食べるのは控えるように言われました。

具体的にはキノコ類や海藻類、脂身の多い肉、イチゴやキウイのような小さな種を食べることになる果物などです。

ここまでは大したことではないのですが、大変なのは検査前日からです。

検査前日の食事

検査前日に食べることができるのは「これ以外は食べないように!」と渡されていた検査食のみです。

2019-03-03 09.50.28

具体的な内容は次のとおりです。

朝食

おかゆ、味噌汁、ふりかけの合計171kcal。

朝からしっかり食べないと力が出ないタイプの私にとっては、かなりキツいです。

昼食

カロリーバー(カロリーメイトみたいなやつ)2本、ゼリー、紅茶で合計507kcal。

朝もわずかな食事で空腹もピークなのにこれだけはツラい…

午後2時にはお腹がグーグーなってました。

おやつ

間食として粉末オレンジ飲料、クッキー、あめ湯が用意されていたので適宜、食べたり飲んだりしましたが、ほとんどお腹の足しにはなりません。

合計227kcal。

夕食

コーンポタージュのみ、164kcal。

この頃には空腹に慣れてしまった感じでした。

一日を通じてお茶や水などの水分はしっかり取るようにとのことでした。

最後に下剤を2錠飲んで翌日に備えます。

検査当日は1リットルの下剤を

いよいよ検査当日の朝を迎えました。

検査当日は渡されていた「モビプレップ」という下剤を大量に飲んで、お腹の中のものを全部出す必要があります。

粉末の下剤を2リットルの水に溶かして少しずつ飲みます。

用意するのは2リットルですが、順調に排泄されれば、飲むのは1リットルほどで良いそうです。

約2時間かけて下剤を1リットル、合わせて同量の水も飲む必要があります。

暑い時期ならまだしも、2月という最も寒い時期に短時間で2リットルもの水分を取るのはかなりの苦痛です。

飲みやすいように味付けがされているのでしょうが、決して美味しいものではありません。

味はちょっとしょっぱいリンゴジュースといった感じでしょうか。

いざ出発

下剤を飲み終えると当然、強烈な便意がおそってきます。

ビデオを見ながらトイレに往復する時を過ごしました。

昼前にようやく落ち着いてきたので、病院へ出発します。(検査は午後2時から)

最悪の事態に備えてパンツの着替えを用意して出かけましたが、幸い出番はありませんでした(^^ゞ

いよいよ本番

病院に着くと受付を済ませ、検査着に着替えていよいよ本番です。

検査台に横になり、恥ずかしい体勢でお尻の穴からカメラが入っていきます。

中の様子は目の前にモニターがあるので、自分でも見ることができます。

腸なので焼き肉屋で見るテッチャンのような感じですね。

大した痛みはありませんが、膨らませるために空気を入れたりするのでちょっと苦しかったりします。

お腹を壊したときにトイレに行きたくなる時のような感じでしょうか。

ポリープ発見、そのまま切除

検査を進めていくと、なんとポリープが発見されました。

ドクターから「小さなポリープがありますので、切っておきますね」と言われたので、不安になりながらも「はい」と返答。

切るときにも特に痛みは感じませんでした。

私の身体自体が大柄なこともあり、大腸の長さも長いようです。

検査にかかった時間は20~30分といったところでしょうか。

大した痛みはありませんが、そこそこの苦痛を伴う検査と言えるでしょう。

終わった後、ドクターから簡単な説明を受けました。

詳しい結果は切除したポリープの検査等をして後日説明されるようですが、「大きな問題はないでしょう」とのことで一安心。

会計時のサプライズ

会計の時にちょっとしたサプライズがありました。

大腸内視鏡検査にかかる費用は事前にネットで調べた限りでは6~7,000円程度ということでした。

しかし、請求額は18,000円オーバー!

今回はポリープの切除をしたので「検査」ではなく「手術」の扱いになるので高くなるそうです。

身体よりも、こちらの方が痛かったです…

検査後の食欲

病院を出ることができたのは午後3時過ぎ。

前々日の夕食以来ほぼ2日もまともな食事をしていないので、さぞかし腹が減っていることだろうと思いましたが、空腹に慣れすぎたのか、あまり食欲はありませんでした。

当初の予定では検査が終わったら食べまくるつもりだったのですが、そんな気分では全くなく、うどんを食べるだけで満足しました。

空腹も続きすぎると、かえって食べられなくなるものです。

気になる検査結果は

10日後、検査結果を聴くために病院へ。

1時間以上も待たされてようやく診察室に入れましたが、3分ほどで説明は終了。

切除したポリープは良性で、他にも問題はなかったようです。

ただし、腸の中は曲がっているため、カメラの死角になって見えなかったところもあるかもしれないとのこと。

1年後に再度検査を受けることを勧められました。

できれば受けたくはありませんが…

今回は大腸内視鏡検査のために3度も病院へ足を運ぶ必要がありました。

支払総額は2万円超。

かかった時間もお金も少ないものではありません。

健康であることがいかに大切なことかがよくわかりました。

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