こんにちは。ユウです。
労働者としては給料は高いに越したことはありません。
その基準となる最低賃金に関するニュースが報じられていましたので、山口県の最低賃金について調べてみました。
731円(平成27年10月1日現在)
山口県の最低賃金は平成27年10月1日現在で731円となっています。
全国平均が798円で、都道府県別で見ると26位タイとなっています。
山口県の賃金は、全国的に見てあまり良い方とは言えないようです。
753円(平成28年10月1日現在)
今回のニュースは、厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会の小委員会の最低賃金(時給)の引き上げ幅の目安決定を受けてのものです。
審議会は所得や物価などの指標を基に都道府県をAからDまでの4ランクに分け、それぞれ引き上げの目安を示した。東京や大阪などAは25円、京都や広島などBは24円、北海道や福岡などCは22円、青森や沖縄などDは21円。
山口県はCランクに分類されていますので、22円程度引き上げられ、平成28年度の引き上げで753円程度になる見通しです。
(追記)
平成28年10月1日より753円になっています。
地域間格差は広がる一方
もとの賃金が高い地域ほど引き上げ額が大きく、賃金が高い地域と低い地域との差はますます大きくなることになります。
例えば、都道府県別で最も高い東京都の最低賃金は平成27年度で907円、最も低い沖縄県などで693円。
その差は214円。
Aランクの東京都の引き上げ額が25円、Dランクの沖縄県などの引き上げ額が21円と4円の差がありますので、改訂後の差額は218円に広がります。
1日8時間労働で月20日働くとすると1ヶ月で34,880円、1年間で418,560円の差になります。
物価水準等が異なりますので単純に比較はできませんが、見た目の差は大きいですね。