こんにちは。ユウです。
私は現在は自営業をしていますが、大学を卒業して11年間は勤め人でした。
いろいろとある辞めた理由をまとめてみました。
人間関係が最悪
就職して最初に配属された部署の人間関係は最悪でした。
何人かの仲の良いグループがいくつかあって、それぞれが別のグループの悪口を陰で言っているような状況。
新人の私はどのグループとも距離を置いていました。
あまり関わり合いたくないというのが本音でした。
居心地の悪さから、組織全体に対して嫌悪感を抱くようになります。
後に異動して分かったのですが、他の部署ではそれほど人間関係が悪いということはありませんでした。
最初に配属された部署が悪かったんですね。
とは言え、最初にすり込まれた嫌悪感は最後まで拭い去ることはできませんでした。
納得できない仕事が多い
人間関係はさておいて、仕事は真面目にやりました。
とは言え、前例踏襲というのか、保守的でムダな仕事が多く、納得できないことばかりでした。
やれと言われたことはやりますが、ムダなことは改善すべきだと上司に提案しました。
しかし、面倒なことはしたくないからか、握りつぶされて何もなかったことにされてばかりでした。
日に日に不満は溜まっていきます。
待遇は悪くない
人間関係や仕事の内容には不満ばかりでしたが、給料や勤務時間、福利厚生などの待遇面では不満はありませんでした。
特別に良いとは言えませんが、決して悪くはありませんでした。
これが悪かったら、数ヶ月で辞めていたでしょうね。
仕事をしない人が多い
仕事をしない人が得をするというような状況でした。
自分がやりたくない仕事は平気で他人に押しつけるというような人がたくさんいて、驚きました。
仕事の種類に応じて担当の係というものがあると思いますが、そんなものは無視して面倒なことは他の係に押しつけるという意味の分からないことを平気で言う人々。
仕方なく引き受けると、ますますエスカレートして仕事を引き受ける人の仕事はどんどん増えていくという理不尽な状況。
それでもこなせない量ではなかったので、不服に思いながらもこなしていました。
上司に是正を求めてものらりくらりとかわされるばかり。
気がつけば昇進の時期
そんなこんなで不満を持ちながらも、仕事はこなして月日が流れました。
そろそろ昇進の時期です。
昇進には試験がありますが、ほぼ形式的なもの。
受験すれば合格は確実というような状況でした。
が、しかし、昇進したところで自分にとって何のメリットもないことがわかりました。
周りを見渡せば、翌年の自分の状況なんて簡単に想像できるような組織だったのです。
「昇進試験は受験しない」と課長に伝えました。
同時に、そんなわがままを通してまで組織に居座るつもりもないので、年度末で辞職する旨も伝えました。
「安定」という呪縛
辞職を決意するまでに10年の歳月が過ぎてしまいました。
「安定」という呪縛にとらわれていたからです。
どちらかと言えばもともと保守的な考えのもとで育ったので、仕事を辞めるなんていうことはなかなか考えられませんでした。
定年まで勤めるのだろうと思って、就職活動をしたはずです。
しかし、どう考えてもあと30年も続けるなんて無理だと思いました。
いくら安定していても、自分が納得できないことをやり続けるなんて無理ですね。
よく10年も我慢したと思います。