こんにちは。ユウです。
一般に、始めたことを簡単に諦めてしまう(やめてしまう)ことは、良くないことだと考えられています。
これはなぜなのでしょうか?
成果が得られない
まず第一に、続けた場合に得られるはずの成果が得られないからです。
例えば、お金を稼ぐことを目的にブログを始めた場合、すぐに諦めてしまってはお金を稼ぐことはできません。
お金を稼ぐという成果を得るためには、ブログを書き続ける必要があります。
経験を活かせない
次に、すぐにやめてしまうと経験を活かせないからです。
何かに真剣に取り組んだ経験は、他のことにおいても役立つ場合は多いです。
学生時代にスポーツで活躍した人がビジネスの世界で成功したという話はよく聞きます。
マルチな分野で活躍する人によると、分野は違っても核となる本質的な部分は共通することが多いといいます。
他の分野で培ったことの本質を自分のものとして、他の分野で具体化して表現すれば良いということです。
なかなか難しいですが…
諦めグセがつく
辛いことをしているとき、そこから逃げ出すという行為はとても気持ちがいいものです。
苦しみから解放されるからです。
全力で走って呼吸が苦しいときに、立ち止まって休むことができれば、これほど楽なことはありません。
この気持ちよさは、麻薬と同じでクセになりそうです。
だから、一度諦めてしまうと、また他の場面でも同じように簡単に諦めてしまうようになってしまうかもしれません。
かつて資格を取ろうと勉強していたとき、「今日は疲れているから休もうかな」と思うことが時々ありました。
初めのうちはなんとか我慢して勉強をしていました。
しかし、次第に「1日ぐらい大丈夫だろう」という悪魔のささやきが強くなり、休んでしまいました。
それでも次の日からは勉強をするのですが、また同じように「疲れてるから休みたい」と思うことがあります。
すると、前に休んだときよりも休むための心のハードルがさがっていて、簡単に休んでしまうことになります。
だんだんと休む日が増えてきて、結局、勉強自体をやめてしまうことになりました。
一度甘えてしまうと、自分を律するのは難しくなるものです。