こんにちは。ユウです。
今日は山口県を離れた理由とUターンした理由について書きます。
山口県を離れた理由
私は大学入学のため山口県を離れ関西に行きました。
理由はよくあるもので次の2つです。
1 学力に合う大学が地元になかった(^^;)
山口県には大学が少なく、自分の学力に合った大学がなかったので、離れざるを得なかったということです。
かといって、学力にあった大学があれば地元に残っていたかと言えば、そうともいえません。
それがもう一つの理由です。
2 都会への憧れ
よくある理由です。
今でこそ、そこそこ賑わっていますが、私が高校生の頃は、家の周りは田んぼばかりでした。
そんな環境で育った少年が都会に憧れるのは必然と言っても良いでしょう。
最近は地元に残りたがる若者が増えているようですが、それはそこそこ賑わっているということが理由の一つにあると思います。
例えば、今は近所にマクドナルド(当時の田舎の若者にとっては憧れの的)があるのでいつでも行けますが、私が初めてマクドナルドに行ったのは大学に入学してからですからね(^^;)
そんなわけで都会に憧れたのですが、東京は選択肢にはありませんでした。
都会に憧れるのであれば、東京を目指すのが普通ですが、ひねくれ者だった私は、あえて東京は選びませんでした。
いちばんの座にあぐらをかいているような東京の存在が気に入らなかったので。
それに、東京も大阪も名古屋も大差はないだろうと思っていました。
周りが田んぼばかりの田舎から見れば、どこも都会という点で同じに見えたんです…
しかし、大学入学後、部活の関係で東京に行く機会があり、初めて東京に足を踏み入れたとき、すぐに間違いだったと気づきました。
東京は他とは格が違いますね…
話はそれましたが、東京よりは大阪、京都、神戸といった関西に魅力を感じたので、山口県を離れて関西へ行くことにしました。
山口県にUターンした理由
山口県にUターンした理由は、都会の生活に飽きた、疲れたです。
都会に憧れはしたものの、すぐに、単なるないものねだりだったことに気がつきます。
都会の生活にはすぐに飽きてしまいます。
というわけで、大学卒業後は地元に戻って就職ということを考えました。
しかし、時は就職氷河期、希望に合った就職先が山口県にはなく、そのまま関西で就職することになりました。
やむを得ず、満員電車に揺られながらの社会人生活を送ることになります。
社会人生活は理想とはほど遠く、人生の浪費としか思えないものでした。
しかし、古い考え方をする人が多い環境で育ったせいか、「途中で辞めることは悪である」という考え方をすり込まれていたので、じっと耐える日々を送ることになります。
そんな我慢の日々を続けているうちに時代は21世紀を迎えます。
インターネットが普及し、さまざまな情報に触れ、多様な価値観を取り入れることができるようになりました。
勤務先を1度や2度変えるくらい、なんでもないことだとようやく気づくことができました。
タイミングを見て勤務先に辞表を提出し、晴れて自由の身に。
これでようやく山口県にUターン!
というわけではなく、このタイミングではUターンする前にやっておくべきことがあると考えました。
大学卒業後、就職してからずっと1つの業界にいたので、あまりに世間知らずでした。
そのため、Uターンして普通に就職したとしても、場所が変わるだけで、結局おなじことの繰り返しになると思いました。
そこで、もう少しいろいろな経験をしてからUターンした方が、豊かな人生を送ることができるだろうと考えたのです。
そのような経験を積むためには、田舎よりも都会の方が有利だろうと思い、関西に留まりました。
このタイミングで東京に出ておくべきだったと、ちょっとした後悔がありますが。
それからは知人の仕事を手伝ったり、自分で独立して仕事をしたりして、いろいろな業界を見てみました。
すると、いろいろなつながりができて、さまざまな経験をすることができました。
具体的に書いていくと長くなってしまうので、別の機会にその辺りの話は書きたいと思います。
そんなことをしていると、なかなか離してもらえないという状況にもなり、Uターンの時期は遅れてしまいます。
結局、最初の勤務先を辞めてから4年ほどを経て、ようやく山口県にUターンすることができました。
Uターンの理由は最初に書いたように、都会の生活に飽きた、疲れたというのが主なものです。
しかし、昔のように家の周りが田んぼばかりのままだったら、躊躇したかもしれません。
最近の若者と同じく、「そこそこ賑わっている」というのは私にとっても重要だったと思います。
あと、インターネットの普及というのも大きかったと思います。
さまざまな価値観に触れ、それを受け入れることで考え方を大きく変えることができましたし、田舎にいても都会とそれほど大きな差がなく買い物ができますしね。