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株式投資で痛い目に遭いました

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こんばんは。ユウです。

一時期はアベノミクスの効果で株価は上昇していたようですが、昨年あたりから伸び悩んでいるようですね。

私もかつては株式投資をやっていて、いろいろな経験をしました。


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インターネットで株取引ができるようになった

私が就職してしばらくして、お金に余裕ができるようになった頃、ちょうどインターネットによる株取引ができるようになりました。

ちょうど良いタイミングだったので、株式投資に興味を持ちました。

そんなわけで資料を取り寄せ、口座開設の申し込みをしてみました。


株主優待を目当てに投資を開始

最初に関心を持ったのは株主優待です。

株主優待とは、株主になるとその会社の運営する商品やサービスの優待を受けられる特典のことです。

具体的には、飛行機に優待価格で乗れたりとか、レストランでタダで食事ができたりといった優待があります。

最初に買った銘柄は牛丼店チェーンの株式でした。

牛丼が好きでよく食べていたので、半年に一度送られてくる牛丼10杯分の優待券は魅力的でした。


値上がりしたら売りたくなる

初めのうちは、株主優待目当ての投資でしたので、買った株はほったらかしでした。

少しずつ保有銘柄が増えていき、受け取れる優待券の種類も豊富になりました。

また、配当もちょっとしたお小遣いがもらえるようで嬉しかったのをよく覚えています。

そんな感じで投資をしているうちは良かったのですが、あるとき保有していた銘柄の株価が大きく上昇します。

優待や配当で得られる金額よりも、その時点で売って得られる売却益の方がはるかに大きいほどに。

そうなると売りたくなってしまいます。


上昇相場の波に乗り

そんなわけで、我慢できずに売ってしまい、大きく得られる売却益の魅力にとりつかれてしまいました。

当時の相場の状況は戦後の安値を更新し、底を打って上昇に向かっているという感じでした。

私もその波にうまく乗ることができ、次々と儲けることができました。

そのような状況であれば、誰でも簡単に儲けることができるのですが、馬鹿な人間は自分の実力だと勘違いしてしまうのです…


取引金額は膨らんでいき

調子に乗って取引金額はどんどん膨らんでいくことになります。

それでも利益が出せているうちは良いのですが、良い状況はそんなに長く続くものではありません。

アメリカのサブプライムローン問題なるものの影響で大きく相場は下げることになります。

さらにリーマンショックと続いて、上昇相場の恩恵だけで儲けていた実力の無い投資家は下落相場でもその影響をもろに受けることになります。

それまでに儲けたお金のほとんどを失うことになるのです。


授業料だったと諦めて

借金までして株式投資につぎ込んだわけではありませんので、純粋な損失額は大した額ではありません。

それは授業料だったと諦めて、株式投資からは手を引きました。

ピーク時の金額から減った額はなかなか大きな額だったので悔しい思いはありますが。

まあ、仕方ありません。

悪銭身につかずというやつですね。


うまい話にだまされないで

株式や投資信託、FXなど金融商品に関しては美味しい話をちらつかせて、勧誘しようとする人がたくさんいます。

しかし、冷静に考えれば分かるように、そんな美味しい話が簡単に転がっているはずはありません。

投資で儲けている人がいるのは確かですが、損している人もたくさんいます。

余裕資金であまりのめり込まずに行うのが投資に対する正しい姿勢でしょう。